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世界の中心で、愛をさけぶ
May 11, 2004
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今話題のこの作品を読みました。書籍自体は2001年4月から発売されていたようですね。
Amazon なんかではあまり良い評価ではないみたいですが,
私は素直に良い作品なんじゃないかなと思いました。純粋に感動させられるお話でした。
回想と現実が繰り返し出てきて,2人のやり取りを読んでいるうちに,
朔太郎とアキの深い想いに共感というか,どんどん引き込まれていってしまいました。
読み終わった今では,何だか心がぽか〜んとしてしまったような感じです。色々考えてます。
確かに物語の設定自体は結構ありふれたもののように思えます。
が,そこから先に得られるものが違うと思います。一つ一つの文章が大変重いです。
「好きな人を亡くすことは,なぜ辛いのだろうか」
所々に入る,主人公・朔太郎とその祖父との会話が特に印象的です。
「なるほど,そうかもね」といろいろ納得させられる部分があります。
アキを失った喪失感をどうやったら拭えるか。
誰が否定しても,当人が感じる・考えるなら,それは存在する。
実体の有る無しに関わらず,「存在する」というコト自体は不変なものなんじゃないか。
「失う」というコトはその人に対する想いがあってこそ生じるコトだけど,
その存在自体はずっと変わらない。きっとカタチの問題じゃないから。
人生において思い通りにいかなかったというコトは,ただ単に不幸だというわけでもないはず。
アキが亡くなった後,朔太郎は喪失感を超えた「何か」を得ていくのではないでしょうか。
・・・今までいろんな時に自分に問いかけてきたことの答えのヒントを見出せた気がしました。
ご一読になることを心からお勧めいたします。
また,今月8日から公開となった, 映画「世界の中心で、愛をさけぶ」 では,
朔太郎の「これから」をメインにお話が進んでいるそうです。
こちらもぜひ観てみたいと思います。行く暇があるかどうか分かりませんが。
ということで,小説「世界の中心で、愛をさけぶ」,おすすめです☆
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投稿者 Shu : May 11, 2004 01:38 AM
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