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久しぶりの「CASSHERN」

February 12, 2006

今回が地上波初登場だったのか分かりませんが,
久しぶりに映画「キャシャーン」を見ました.
何だかんだ言っても,私はいろんな意味で素晴らしい映画だと思います.
人間の愚かさを存分に描ききっていると思います.

でも,放送時間の都合で最後の語りがカットされていたのが残念でした...

本来,戦闘シーンに注目すべきなのかもしれませんが,
この映画の肝は,なんと言っても,
宇多田ヒカルさんの「誰かの願いが叶うころ」と,最後の語りにあると思います.

「誰かの願いが叶うころ あの子が泣いているよ
 皆の願いは 同時には 叶わない」

「僕たちは許しあうべきなんだ」

・・・分かっていても,幾ら言われてもその場だけ.
何とかしなきゃ,って思うんですが,どうしようもないことなのでしょうか...

そういえば,最近話題になっている「ES細胞」...
この映画に出てくる「新造細胞」そのものですね.
欲望のために可能なことであれば何でもやろうとする.
でも,「生きたい」と心から願うヒトの命を救うことって大事なことだと思う...

・・・「エゴ」と「願い」の違いって,どこで見出せることができるのだろう...

私自身もなんだかんだ綺麗事を言ってもどうせ欲望のままに動いているんだろう.
人間である限り仕方のないことなのかもしれない.・・・でも嫌だ.

周りを見回せば見たくないもの,聞きたくないものばかり.
何もかも早く終わってしまわないかな,
と思いながらも自ら終わらせる勇気も当然ないし,
現時点では勝手に終わることも無いという現実があるだけ.
寝込んで一人で篭ってても,結局普通に毎日が過ぎていくだけだった.

今のままでは決して来ることの無い,「許しあう世界」
自分一人だけじゃ作り出せそうに無い.
それでも...見込みは無いけど,
そこに誰かのささやかな幸せがある限り,生きていきたいと思う.

皆の願いが同時に叶わなくても,それを許せる自分を目指して.

投稿者 Shu : February 12, 2006 11:26 PM

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